膝蓋骨脱臼

今日のブログは長文です・・・

ブログを更新する気もおきない程、しばらく落ち込んでいました

今日、やっと落ち着いたのでブログを書きます。


次の日曜日、青空、手術をします。


ことの始まりは20日の土曜日
部屋に箱を置いていた。
みかん箱くらいの大きさ。

好奇心旺盛な青空はその上に飛び乗ってしまったのだ。
それを見ていたのはコンジュ・・・

ただそういう姿は珍しいことではなく、誰も気にしていなかった

事件はそのときに起きた
箱の上部がゆがみ、降りようとした青空の後ろ足が引っかかり
そのまま一回転半くらいして床におちちゃったのだ

コンジュが言うには結構派手な転げ方をして、
そのあと、しょんぼりした感じで何事もなく
でも・・・すごすごと部屋の隅に行ったらしい。

翌日の午後、歩いているときに急に3本足に
右後ろ足を浮かせている

青空は自分でもわけが分からない顔で
「え・・??なんか、足・・変だ・・!」
って顔をしながら私を見上げているのだ。
驚いた私は急いで抱っこし、しばらくの間、足を撫でていた。
「何か痛かったの?」って感じで・・・


やがて床に降ろすと、何事もなく普通に歩き始める青空・・・・

日曜、月曜、火曜と一日1~2回、そんなことが起こった。


いずれも、特に走ったり散歩してる時ではなく、部屋でいる時に、
私たちが気がついたら3本足で、ぴょこぴょこやってくるのだ

まさに
「なんか、足が伸ばせないよ~~」って訴えてるみたいに。
そして、それは足をさすってあげると1分くらいで直るのだ・・・

これはおかしい
ってことで、水曜日に医者へ

事情を説明すると触診して
「落ちたときに膝が外れたのでしょう。
いちど脱臼すると癖になるのです。とりあえず様子見をしましょう。」

とのこと。
日常生活では、回転やジャンプなど膝に負担のかかることはしないように
また老後、関節炎になるかもしれないからサプリメントなど服用も考えてもよいかも・・とのことだった。
青空のお膝は溝が深くて、しっかりしてる・・・っていつも言われていたのに・・・なんで・・・

膝の脱臼・・・・よく本やネットに書いてるトイプードルによくあるやつ・・
その日はとりあえず帰宅
本やネットで情報を収集

その日の夜もやはり脱臼してしまった

情報によると・・・
後天的な場合は伸びた靭帯が戻ることもあるので、様子見をする(確かにそう言われたけど・・)
至急、病院につれていく(つれて行ったけど)
手術はグレード3から(青空はせいぜいグレード2・・かな)

でも、納得いかない

私の希望はそんなんじゃないんだ・・・

翌日の木曜日、もう一度病院へ
「しばらく様子見っていつまでですか?良くなってこないんですけど。
このままだと、良くなる可能性はないんじゃないですか?」
などなど・・・

昨日とは違う先生に見てもらったのだけど、内容はやはり同じ
症状が悪くなるようだったら、つまり骨の変形や痛がるようだったら手術したほうがいい。
その症状は1週間や2週間で出るわけでなく、数ヶ月単位で見ること。
今はまだ時期尚早すぎる。
また、手術したときのデメリットは身体に異物が入るので炎症反応。
また、まれに歩き方がおかしくなる。
とのこと・・

そのまま帰宅

私は青空の膝が脱臼するのを治したいのに・・
骨が変形してからとか、痛くなってからとか・・・
それまでずっと、青空は2日に1回とか脱臼しちゃうの
前みたいにキャッチボールとか出来ないの

金、土、日・・・。
やはり1~2日に1回は脱臼してしまう

このままで良いはずがない



月曜日、青空がお世話になっているトレーナーさんに相談した
管理不行き届きで怪我させちゃって、自己嫌悪のためトレーナーさんに相談できなかったのだけど
やはり、頼りになるのはトレーナーさんだと
心の中を全部メールに託した

人間でもそうだけど、何でも早いうちに、特に青空みたいに若い子には
早めの治療が回復力もあっていいのではないか・・と。


返事は
「それは大変脱臼は癖になるから早期治療しましょう
自分を責めることなく、今、青空ちゃんのために出来るだけのことをしましょう。
後で後悔しないように、早期発見、早期治療で出来ることが絶対あるはず」
と言ってくれ、ちょっと遠いけど・・・と
ワンちゃんの整形外科の名医を紹介してくれた
院長は、その筋の専門家だということで、院長指名で行くように、と。

そして火曜日、(つまり今日)朝7時半に車で病院に
片道2時間弱・・・・
カーナビ&地図を頼りに9時半に到着。

「足が脱臼を繰り返すのです

必死で受付の人に話す。

しばらく待つと「そらちゃん、どうぞ」との声が。

優しそうな先生だ。
その先生に、自分が今、悩んでいることを全部話した。
先生は触診しながら聞いていて
そして
「あ、はずれますね・・膝ですね。」と。
そしてすぐに
「これは治しましょう。そらちゃんのためにも、そのほうがいいでしょう」

「え?治していただけるんですか」

「もちろん、このまま様子みてもいいですし、日常生活には支障はないかもしれませんが
このままで良くなることはないですからね。
年をとった時に障害が出たり、痛みが出たらかわいそうでしょ?
早いほうがいいでしょ?」

と・・・。

そうそう、そうなんです
私が待ってたのはその言葉だったのです

激しい運動をしないとか、サプリメントを常用するとか・・・それは根本的な治療ではないのよ。
脱臼するたびに家族が心配し、ぴょんぴょん飛びながら
「あたし、足・・おかしいの・・。なんでみんな心配そうな顔するの」
と訴えるような青空の顔を見るのがつらいのだ。

今後、どうなるか・・・より、青空にとって何が一番幸せか。
青空にとって幸せは、絶対なんの不自由も感じない毎日なのです




そう、
「そらちゃんのためにも、治してあげたほうがいいでしょう」
という先生の言葉が欲しかったのです
見事に先生は言ってくれました
その後、どういう手術になるか、詳しく見るためにレントゲンを。

その間、私は待合室で
「治してあげます・・・っていったよね・・?」
って何度も心の中で繰り返した。
「治してあげる」確かにそう言った・・・。

レントゲンを見ながらわかったことは
やはり、外傷で脱臼した「膝蓋骨脱臼」であるということ。

青空は、普通以上に骨がしっかりしていて、簡単にはずれる膝ではないが
今回、激しい衝撃で靭帯が切れてしまったか、伸びてしまい、
それで外れやすくなってしまったと
靭帯はもとに戻ることはないから、きちんと手術で治しましょうと。

手順は最初に膝の溝を掘り、そのあと靭帯、骨、筋肉のあたりの軸を再構築するらしい。
またそのときに使う器具は、後に骨化するので炎症の心配はないとのこと

先生は一日何件もされているらしく、青空の手術は簡単なもので
30分くらいで終わるらしい

「早いほうがいいですよね」ってことで次の日曜日に手術することになった。
5日間の入院。
その間に、マッサージやリハビリも行うらしい

先生を信じてお任せすることに。

よろしくお願いします。
そして、青空、頑張って
手術、うまくいきますように・・・




まだ手術は終わってないけど、この後も青空の報告をしていきたいと思います。

今回思ったこと・・・

もしかして、青空が歳老いててこんな状況だったら、
また考え方も変わっただろうし、手術も身体に負担だから考えなかったかもしれない
でも・・・
青空はまだ1歳。
これからまだ何十年も生きるのに、膝に問題があるなんてかわいそうだ
確かに、普通に思いっきり走ったりも出来るし、ジャンプも出来る。
でも・・ふとした瞬間に膝が脱臼する・・・
それは、どう考えても普通じゃない。

私は青空を治療したいんだ・・
怪我でこうなったんだから、必ず治るはずなんだから・・・
ネットや本には膝蓋骨脱臼はグレード3以上で手術が必要と書いてる。
でも、じゃあグレード2だったら

必要、必要じゃないとか・・・そういう考えではなく
私は青空を根本から治療したいと思った。
レーザー治療、サプリメント、筋肉をつける・・・
それらは対処療法ではあっても、根本的に治療するわけではないでしょ

またその膝蓋骨脱臼のグレードは歩行の度合いによって分けてるだけで、
異常があることはグレード1,2でも同じでしょ
そして、やがては進行していく可能性も秘めているなら
少しでも早い治療が有効だと、普通に思ったのです。

トレーナーさんのアドバイス。
「ワンちゃんは口がきけない分、飼い主の感情に敏感ですよ。
みんなが心配してると、そらちゃんも不安になってしまいます」

確かに、ここしばらく青空の顔は心配そうだった・・・

それは、私たちが青空を見るとき
「大丈夫・・・」
って可哀想な気持ちで見るからかもしれない。
元気に走り回っていても、膝が大丈夫かな・・・って気にして見てる。
青空も心の底から楽しめないよね・・・・。

「何でも早いに越したことはありません。後で後悔しないように
出来る限りやってみましょう。必ず解決策は見つかるから」
と。

とりあえず、ここまでやってきました。
あとは青空と先生を信じて・・・



最後まで読んでいただきありがとうございます。
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ゆきこんこんdiary

fc2ブログから引っ越してきました。もとのサイトはそのまま残してあります。 今後はワンちゃんのの写真を中心に日常生活をのんびり綴っていきたいと思ています。 不定期更新ですがよろしくお願いします。

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