コンジュとピアノ その2
mixiのblogにも書いたけど、わたしとコンジュはずっとピアノを中心に繋がってきた・・・[emoji:e-291]
月3回のピアノレッスン。
そして、レッスンをしているコンジュの後姿を見つめてきた・・・・・。
幼稚園の長い髪をおさげにしてた頃。
小学校のやせっぽっちで小さい体。
中学生になったお姉さんらしい後ろ姿。
赤ちゃんだったテジャは、クーファンの中でコンジュのピアノを聴きながら
おとなしく寝ていた・・・・
先生のお宅への往復・・・車の中でピアノについての会話。
私とコンジュは10年もそんな週末を2人で過ごしていた。
2月24日・・・・多分コンジュにとっては最後になるピアノの発表会があった。
コンジュが選んだのは、得意の現代曲。
そして、初対面のラフマニノフ。
プレリュード2曲だけど、両方ともとてもドラマチックな曲だ。
ラフマニノフはロシアの作曲家。
先生:
「ロシア・・・ってすご~く寒さが厳しいんだよ。
雪は日本の雪と違って、きっと冷たくて、何日も何日も降り続けるんだよ。」
コンジュ:
「私だったら・・・くら~~い気持ちになっちゃうな・・・・」
先生:
「じゃあ、その気持ちをピアノで表してみようね」
学校の期末テストがあるというのに、コンジュはピアノを練習していた。
そして当日、とてもドラマチックに演奏したコンジュ・・・・・
絶望的な雰囲気と、絶え間なく降り続ける冷たい、冷たい雪景色・・・・
そんなラフマニノフの曲を見事に演奏した。
そして今・・・・ひとつの区切りを終えたコンジュはピアノとどうやって過ごしていこうか考えてる。
4月からは・・・・・受験生。
発表会からもう何日も過ぎた。
夜になると
「明日こそ、先生に電話をしよう!」
と言ってる。
何をそんなにためらっているのだろう・・・・・・・・
きっと、いろいろ悩んでいるんだろうな・・・・・コンジュ・・・・・
おかあさんは・・・・どうしたらいいのかわからないな・・・・・・
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